Weekend Preview - Racing Post Trophy, Cox Plate

Racing Post Trophy

G1、芝8F、2歳牡牝。

イギリスの平地競走の締めくくり。過去10年で Camelot 、 Authorized 、 Motivator と3頭のDerby勝ち馬を輩出している。
人気になっているのはBallydoyleの Kingsbarns 。デビュー戦を7馬身差で勝って、ここへ。陣営は昨年の Camelot に続き、連覇なるか。
他、Royal Lodge Stakes (G2)勝ち Steeler 、Futurity Stakes (G2)勝ち First Cornerstone 、Autumn Stakes (G3)勝ち Trading Leather と実績馬が揃った。
Van Der Neer はメイドンと下級戦を勝っただけだが、Hannon師が自信を持って追加登録してきた。

Cox Plate

G1、芝2040m、3歳上。

オーストラリアの最高峰。馬齢重量戦で今年は斤量差が最大9.5kgある。
今年のCaulfield Guineas (G1) 1、2着の All Too Hard と Pierro の3歳2頭は49.5kgで出走する。 Pierro はデビューからGolden Slipper (G1)を含む8連勝で、前走で初めて土がついた。1970年以降、3歳馬の勝利は7頭のみと厳しい1戦だが、 Pierro は前売りで1番人気となっている。期待に応えられるか。
All Too Hard は Black Caviar 半弟。1970年以降、Caulfield GuineasとCox Plateの連覇は22頭が挑み、成ったのは1976年の Surround と1984年の Red Anchor の2例のみ。
また、Spring Champion Stakes (G1) 2着 Proisir を合わせて、3歳馬は3頭出走。いずれかが勝てば、09年の So You Think 以来の勝利となる。
Pierro に Proisir 、さらに More Joyous と3頭出しのWaterhouse師だが、同師が More Joyous の枠を11枠と選択したことについて、同馬のオーナーが勝利の可能性が5%減ったと激怒。結果は如何に。母父サンデーサイレンス。
他、ニュージーランドからの Ocean Park がG1 3連勝中でこれも人気に。